リスタート

そろそろ最終進路決定も済み、本格的に入試の勉強に入り始めているでしょうか。

 

ここからはもう、

新しいことは原則取り入れない方が良策です。

ただひたすら今までやってきたことを確認し、

過去問で本番の練習をしましょう。
(絶対に練習が足りていないと思う箇所は
別途時間をとってやりましょう。)

 

さらに、

ここまで受験勉強を頑張ってきた
受験生の皆さんの中には、
「今更先生の話を聞く時間すらもったいない」
と考える人もいるかと思います。

 

当然です。

でも、こんな時だからこそ
先生の話を聞くような
クラスでベクトルを同じくする時間が大切です。

 

クラスの雰囲気というのは、
想像以上に受験までの勉強に影響します。

 

「あの人も頑張ってるから自分も」
と考られることは、
独りで勉強する人に対して、
非常に大きなアドバンテージになります。

いろいろな考え方がありますが、
個人的には自由登校でも
みんなで教室で勉強することをおすすめします。

 

いよいよ今までの人生で
(今後が決まるという意味で)最大のイベントです。

思いっきりこのイベントを楽しめるように
準備しましょう!!!

Proverb

最近、ひょんなことから諺(ことわざ)に随分と興味そそられています。

諺とは、「昔から言い伝えられてきた、訓戒・風刺などを内容とする短い句」のことです。

「犬も歩けば棒に当たる」、「好きこそものの上手なれ」等々、これらはとても有名で誰もが知っているところだと思います。

ところで、諺は本当に正しいのでしょうか。自分は理系なので、「犬も歩けば棒に当たる」を例に、数学的に証明してみます。

【証明】

まず、「犬が歩く」という事象をA、「棒に当たる」という事象をBとします。つまり、「犬も歩けば棒に当たる」は「A⇒B」(⇒はナラバ)と表せます。

ここで確認。数Aで習いますが、「P⇒Q」が真ならば対偶「Q!⇒P!」(!はデナイ)も真でしたね。この法則を用いると、

諺「A⇒B」が真(ここでの真は常に成り立つことを表す)のとき、その対偶である「B!⇒A!」も真であることになります。つまり、「棒に当たらなければ、犬は歩いていない」が正しいことになります。これは当然成り立ちますよね。なので、「犬も歩けば棒に当たる」は正しいのです。【証明終】

(ただし、実際は「も」という助詞のせいで必ずしもなりたつとは限りません。)

昔の人から延々と受け継がれている教訓は、今の生活にも役立ちます。新しいことばかりでなく、古いものにも目を向けてみると面白いですね。

 

夏は計画を立ててから

1年の1/3が過ぎ、夏本番を迎えようとしています。部活動に励んでいる人は3年生がそろそろ引退し始め、2年生が新チームの最高学年として活躍し始める時期です。夏といえば、海、山、川、プール(?)、部活、夏祭り、、、、楽しいことが目白押しですね。しかし、受験生にとっては「天王山」と言われるほど厳しい季節です。「ここを制したものが受験を制す」と言われることもあります。ですが、さほど気負う必要はありません。夏休みに入る直前の、まさに今この時期に夏の計画を明確に立て、それを確実にクリアしていけば何の問題もありません。 受験生以外の皆さんもウカウカしていられませんよ。夏を超えて急激に成績が上がる人たちがいます。その集団に置いて行かれないよう、受験生の練習と思って計画を立てて過ごしてみましょう。より充実した夏休みとなるはずです。