先日、生徒から「数学の勉強をして何になるのか。将来役に立たなくないか?」と言われてしまいました。
理系はまだ計算問題などで利用することがあるため絶対に無意味だと言う人はいないでしょうが、文系の人は試験以外で使うことは少ない為「数学の勉強は自分の将来のために必要じゃない」と言う人もいます。
もともと数学が嫌いでそう言っているのかもしれません。
数学の先生に同じことを質問すると「社会の~~で役に立っている」という例を上げてくれる先生もいらっしゃるかもしれません。社会で役に立っているから勉強しなくちゃいけない…。と言うのは腑に落ちませんね。
しかし、よくよく考えてみてください。
今の自分には確かに数学を利用した何かをすることはないにしても、何年、何十年先の自分はどうでしょうか。もしかしたら、何気ない場面で数学の知識が必要になるかもしれません。
将来、自分がどういうふうに転ぶかなんて分からないのです。
ただ授業時間を苦痛に思ってやり過ごすよりも、今しかできない勉強に力を入れてみてください。きっといつか身を助けます。
これは他の教科にも当てはまることです。
将来なんてわからないですし、授業は出なければいけません。そうならば、寝て過ごすなんて勿体無いことをせずに、真剣に先生の話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
新しい発見があるかもしれませんよ。