スタッフブログ

みなさん、こんにちは(^^)/
オンライン家庭教師 ネット塾『わかるらいぶ』の山本です!

わかるらいぶのブログでは、全国の小・中学生向けの情報として、各都道府県の公立高校入試についてお伝えしています!

第8回目となる今回は、愛知県の公立高校入試の話です。
わかるらいぶにも愛知県に住んでいる生徒さんがいらっしゃるので、こちらの紹介をします。
愛知県以外に住んでいる方も、自分の県と比較して、参考にできるところを探してみてくださいね。

■おもな入試の種類と日程

1.一般入学者選抜

《学力検査》
Aグループ:3月7日
Bグループ:3月10日

《面接・特別検査》   
Aグループ:3月8日
Bグループ:3月11日

  • 特別検査は実施する学科のみです。
    音楽科については2月27日、28日にも一部の特別検査を行います。

すべての高校で実施される入試です。この一般入学者選抜では、学区・群・グループなどのルールをふまえた上で、2校まで受験することが可能です。普通科は尾張学区、三河学区の2つの学区に分かれており、自分が住んでいる学区の高校に進学することができます。尾張学区はさらに、尾張一群と尾張二郡に分かれており、尾張学区では受験したい高校のある群を選んで出願します。また、愛知県の公立高校はAグループとBグループにグループ分けされていて、グループごとに入試日程が異なります。2校に出願する場合は、同じ群のAグループ、Bグループからそれぞれ第一志望校、第二志望校を選んで出願します。もちろん、第一志望1校に絞って出願してもよいです。

主要5教科の学力検査、面接、その結果と調査書の学習評定で合否が判定される入試です。合格発表は3月18日に行われます。

2.推薦選抜

すべての高校・学科で実施されます。志願先の一般選抜に第一志望として出願し、志願校の条件を満たし、かつ中学校長の推薦を得た者のみ志願することができます。募集定員は普通科で募集人員の10~15%程度、専門学科・総合学科が30~45%程度です。内申書・推薦書などの内容、面接、特別検査(実施学科のみ)の結果で合否が判断される入試です。学力検査は実施されますが、その成績は合否の判定には使用されません。推薦選抜で合格とならなかった場合は、一般選抜の対象となります。その際は推薦選抜のとき行った学力検査、面接の結果が合否判断の資料となります。

合格発表は3月18日に行われます。

■入試の教科・時間・配点

学力検査の教科は、「国語」、「数学」、「社会」、「理科」、「英語」の5教科で実施され、県下同一問題です。英語については、リスニングテストが行われます。以下、試験のスケジュールです。Aグループ、Bグループともにこの通り実施されます。

教科時間開始時刻〜終了時刻
集合8:30
入場8:50
国語45分9:10〜9:55
数学45分10:20〜11:05
社会45分11:30〜12:15
昼食50分12:15〜13:05
理科45分13:15〜14:00
英語(聞き取り)10分14:25〜 (10分程度の試験ののち待機)
英語(筆記)40分14:50〜15:30

試験時間は英語のリスニングテストが10分、筆記テストが40分の合計50分、その他の4教科は45分です。試験開始の前に問題配布の時間が5分設けられており、各教科の休憩時間は20分間です。休憩時間は最後の見直しをするとともに、しっかりと休憩をして、次の教科に気持ちを切り替えましょう。

配点は各教科22点満点、5教科合計110点満点です。ただし一部の高校では傾斜配点を実施しています。

■学区の有無

全日制普通科の学区は、2つの学区に分かれており、尾張学区については、さらに2つの群に分けられています。
そこからさらに、Aグループ、Bグループにグループ分けされています。

■公立高校の一覧

【尾張学区】

《第一群》

・Aグループ

旭丘高校、惟信高校、昭和高校、熱田高校、豊明高校、日進西高校、犬山南高校、江南高校、小牧高校、一宮南高校、半田東高校、緑高校、名東高校

*1・2群共通校
松蔭高校、一宮北高校、尾西高校、津島高校、海翔高校、常滑高校、内海高校

・Bグループ

名古屋西高校、中村高校、鳴海高校、天白高校、日進高校、東郷高校、尾北高校、丹羽高校、一宮西高校、半田高校、菊里高校、富田高校

*1・2群共通校
春日井東高校、犬山高校、小牧南高校、木曽川高校、美和高校、大府東高校、阿久比高校、東浦高校、武豊高校

《第二群》

・Aグループ

明和高校、名古屋南高校、瀬戸西高校、春日井高校、春日井西高校、高蔵寺高校、長久手高校、新川高校、一宮高校、津島北高校、稲沢東高校、東海南高校、大府高校、向陽高校、山田高校

*1・2群共通校
松蔭高校、一宮北高校、尾西高校、津島高校、海翔高校、常滑高校、内海高校

・Bグループ

千種高校、守山高校、瑞陵高校、瀬戸高校、春日井南高校、旭野高校、西春高校、一宮興道高校、津島東高校、五条高校、横須賀高校、桜台高校、北高校

*1・2群共通校
春日井東高校、犬山高校、小牧南高校、木曽川高校、美和高校、大府東高校、阿久比高校、東浦高校、武豊高校

【三河学区】

・Aグループ

衣台高校、豊田北高校、豊田南高校、加茂丘高校、足助高校、岡崎高校、岡崎西高校、岩津高校、刈谷高校、安城高校、西尾東高校、一色高校、高浜高校、豊丘高校、豊橋南高校、福江高校、国府高校、御津高校

・Bグループ

豊田西高校、豊田高校、豊野高校、松平高校、三好高校、岡崎北高校、幸田高校、碧南高校、刈谷北高校、安城東高校、安城南高校、西尾高校、吉良高校、知立東高校、時習館高校、豊橋東高校、成章高校、小坂井高校、蒲郡東高校、田口高校

■愛知県の入試の特徴

一般選抜では、受験した高校・学科における校内順位によって合格者が決まります。まず、内申点(90点満点)と学力検査点(110点満点)の両方の順位が合格圏内にある受験者から、調査書、面接の結果を資料として総合的に判断します。次に合格圏内に入らなかった者について、各高校が以下A~Cのいずれかの方法を選択して得られた数値とその他の資料を総合的に判断して順位付けを行っていくという手順です。

A…内申点+学力検査合計得点
B…内申点×1.5+学力検査合計得点
C…内申点+学力検査合計得点×1.5

第一段階で合格圏内に入ることが一番ですが、自分の志望校の第二段階における学校裁量部分の選択についてはあらかじめ確認をしておきましょう。

愛知県の公立高校入試では、すべての受験者に対して面接が実施されるので、面接の対策が必要です。また、調査書の内申点は第3学年の9教科のみが対象となり、5段階評価で合計90点満点となります。(ただし美術科や音楽科などの一部の学科では、傾斜配点が実施されます。)学力検査については、問題数・出題分野・出題形式など毎年の傾向はほとんど同じ、ワンパターンとなっており、対策はしやすいと言えるでしょう。

わかるらいぶで考える愛知県公立高校入試対策は、過去問題・類題演習を繰り返し行うことを第一として、定期テスト前はその対策を徹底することです。

また、愛知県の公立高校の入試制度は、2023 (令和5) 年度の入試から変更になります。主な変更点としては、①一般選抜の学力検査が2回から1回になること、②推薦選抜の時期が早まること(具体的な実施時期については現在未定)、③一般選抜で面接の実施が実施されるかどうかは、高校ごとに決定され、事前に公表されることの3点です。

そして、中学校長の推薦を必要とせず、高校・学科の特色を生かした「特色選抜」が新たに追加されます。今後具体的な実施校・学科・時期などが決定されていくので、2023 (令和5) 年度以降の入試を受験予定の方は、随時確認していきましょう。

わかるらいぶでは、生徒一人ひとりに合わせて各都道府県の入試情報を、私立高校情報を含めてお伝えします。
また、出題傾向に従って対策学習ができますので、公立高校入試は安心してお任せください。

オンライン家庭教師 ネット塾『わかるらいぶ』 山本

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