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令和4年度 福岡県公立高校入試 分析~【国語】~ 新中3に贈るアドバイスとは?

  • 2022/03/11
  • TOP新着

3月8日に行われた福岡県公立高校入試問題の分析と、新中学3年生にむけた学習のアドバイスを紹介します。
今日はまず国語です!

◆大問は4問構成。 

大問一 論説文

(小問数)7

(形式)昨年度は問題(1)と(2)があり、(2)では文章内容に関連する知識問題が出されていましたが、今年度は問題(2)が大問二に移行しました。

(分析)「人口減少社会にもたらされる変化に対応するためには、相手の立場に立ってものを考え、気持ちを分かち合うエンパシーが重要になる。さらに相手を思いやることが当たり前になれば日本の未来は大きく変わる。」といった内容で、要点はつかみやすいものでした。問一には公立入試ではみられなくなった接続語の問題が再登場しています。また品詞の問題は、形容動詞の連体形「~な」と連体詞「小さな」を識別させるものでした。内容把握については抜き出し問題は「やや易」です。二十五字以上、三十字以内の論述問題では二語が指定されているものの、主張に関して自分でことばを組み立ててまとめる必要があり「やや難」でした。

大問二 小説文

(小問数)13

(形式)昨年度の大問一の(2)の知識問題が移行しました。

(分析)内容は、車いす製作所で働く主人公の採用面接の回想シーンで、複数の面接官と主人公の心情は会話や表情から比較的読み取りやすいものでした。(1)の問三では状況の理由について体言止めを用いてまとめる力が試されましたが、全体的には解きやすかったと思われます。(2)の知識問題では、漢字の総画数、対義語、行書の特徴などが取り上げられています。【資料】の絵図や説明と【文章】を照らし合わせる問題はやや時間がかかったと思われます。

大問三 古典

(小問数)7

(形式)中国の古典「蒙求」(漢文)、その内容を引用した「徒然草」(古文)と、令和2年度から提示されるようになった「現代語訳」の3種類の文章を読んで答える問題でした。

(分析)現代語訳が提示されていることから、古典の訳が分からず答えられないというものはありません。問二は、漢文に返り点をつける問題で一・二点をつけるのは難しくなく基本です。古典の内容についての先生と生徒の会話に関する問題では、十字以上、十五字以内の論述問題よりも、むしろ穴埋め問題のほうがやや時間がかかったかと思われます。会話のなかのキーワードをつかみ、熟語に変換できるかどうかがカギでした。

大問四 条件作文

(形式)二段落構成、行数は例年どおりです。複数の資料を関連づけて作文する傾向が続いていましたが、今年度はF市が開催する体験教室のポスターの空白部分に追加する2つの案のうちのどちらかを選ばせる内容となりました。条件としては、選んだ案だけでなく、2つの案のよさを説明したうえで一つを選び、さらに工夫できることを理由とともに書くというもので、題材が、中学生がイメージするには難しい「狂言」のため、どのような展開で表現するかを考えると時間がかかったのではないかと思われます。

【総評】

 昨年度の読み取りやすい内容とほぼ同じ難易度の内容でしたが、制限時間内に正解を導くことができるかどうかがカギになったといえます。文脈理解や心情把握の問題は一般的な出題で、ことばや文法など、知識問題も幅広く出題されるため、学習したときによく理解し、いつも使える知識にまでしておく必要があります。

作文については表現力が試されるのと同時に、与えられた内容に対してどのように考えるかという柔軟な思考が試されていました。

【次年度の受験生のみなさんへアドバイス】

思考力表現力が試される問題が今後も出されていくことはまちがいありません。表現力や読解力の土台となる、ことばの知識が試される問題も出されますので、たくさんのことばを吸収しておきましょう。

日ごろからできる「語彙力アップのポイント」は、読みや意味がわからない言葉があったときにそのままにせず解決すること。辞書を使ったり、学習アプリを活用したり、最終的には先生に質問したりしてすぐに解決しましょう。めんどうだなと思っても実際にやってみるとそこまでたいへんではありません。その場で「そんな意味なんだ」と思うだけでも知識を吸収したことになりますから、ぜひやってみてください☆

文法については最初に学習するときにしっかりと理解して覚えておきましょう。「品詞の見分け方はこれだ!」と教わって解く前にそのものをしっかりと把握しておくと幅広く正解を導くことができるようになります。たとえば、「~だ」で終わっているから形容動詞だという見た目だけで解こうとするのではなく、形容動詞は自立語・活用する・様子や状態を表す単語だということを理解したうえで問題を解いて練習することが大事です。本番では品詞の見分け方(テクニック)を使って素早く解くことが大事です。今回の「必要な・さまざまな・代表的な・小さな」の識別では、「~だ」に置き換えてみるというテクニックを使うと「必要だ・さまざまだ・代表的だ・小さだ」となり、「小さな」だけが品詞が異なるということがわかります。もし「異なるものの品詞名を書け」と問われたら、テクニックだけではもろいですね。「連体詞」だと答えた人だけ合格に近づきます。さらに「異なる品詞以外は何詞か?」ときたら、また答えた人だけが合格可能性大です。

品詞の識別で注意したいのは次の2つ。

①名詞は転成名詞に注意(「大会での彼の走りは見事だった」「私の思いが通じた」これも名詞です)

連体詞の「大きな・小さな」を形容詞としないこと、「この・その・あの」を代名詞としないこと(こそあど言葉をすべて代名詞と思わないように注意してくださいね)

文章を制限時間のなかで正確に読むスピードも必要です。スピードを上げようとして雑な読み方をするのはかえって危険です。上で述べたように、ことばについての疑問を解決したり、ことばの知識を身につけたりしながら、読解のしかたをまずしっかり学習してください。

①説明的文章は「要点(抽象)」と「細部(具体)」に分け、要点を押さえて読むということ。

②物語的文章は登場人物の「直接的発言」「間接的発言」「情景描写」の3つに注意して心情を押さえるということ。

次は自分でそれを試して読んでみましょう。読解する力が少しずつついていき、上達すると文章を図式化して解読できるようになっていきます。そのような読み方とことばの力をブレンドして読む練習をすることでスピーディに読み取っていくことができてきます。文章を1日1回は声に出して読んでみるといいですね。少し時間はかかりますが速く読む練習を地道にやってみると、1ヶ月ぐらいで上達を実感してきます。

作文については、物事に対していつも考えることを習慣化してください。教科書のなかの題材を読んでどう思うか、新聞やテレビやインターネットなどでニュースを見たときにどう思ったかなど、頭の中でことばを使って考えるだけでも大丈夫です。友だちや家族にどう思ったか聞いてみたり、思いを語り合ったりするのもいいでしょう。すると作文するときに素早く考えをまとめることができるようになっていきます。

実際に作文の練習をするときに一番注意してほしいことのTOPは、一文が長くて係り受けがねじれていないかということです。中学生によくみられるのは、一文が3~4行になること。主語や述語がはなれすぎてねじれたり、修飾語とそれを受ける語句の間に他のフレーズを入れて文意がぼやけたりしてしまいますから、できるだけ文は短く切りましょう。そして接続語や指示語でつないでいくとすっきりとした表現になります。

 あと1年なのに読解力をつけるのってまだ間に合う?と思っている人!まだ間に合います。焦らなくて大丈夫です。日ごろの練習でじわじわと力がついていき、コツをつかんだら後は速いですよ。

 福岡県の入試問題では、文章読解のほか、漢字の読み書き・筆順・総画数・行書の特徴・類義語や対義語・熟語構成・四字熟語・文法などあらゆる角度から知識が問われます。過去に出された項目がくり返し出てくることがありますので、入試前の仕上げとして10年分の過去問題を解いてください。日ごろの基本練習と問題を解くときのテクニックの両方で、入試問題に自信を持って対応できるようにがんばってください!

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