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令和4年度 福岡県公立高校入試 分析~【理科】~ 新中3へのアドバイスと、ミニ解説授業(2本)☆

  • 2022/03/22
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前回の社会からまたまた時間があいてしまいました!(^^)!
今日の内容は理科の勉強法を知りたい人必見です。まずは分析から…。

大問分析

  大問1 生物(種子植物)配点:8点                                   
 (小問数)4                                                
 (形式)記述形式は1問。                                        
 (傾向)種子植物の分類(裸子植物と被子植物の違い)を比較し覚えている生徒に
     とっては簡単に感じられ  た    でしょう。論述問題も文章の前後                  
     から花粉管の説明であることに気がつけば難しくはありませんでした。  
 (難度)例年並み

  大問2 生物(消化)配点:7点                                     
 (小問数)4
(形式)記述形式は1問。
(傾向)デンプンの消化に関する問題で定期試験でも出題される見慣れた問題でした。
     論述問題も沸騰石の役割を 答える問題でこちらも基本的事項でした。
問3(3)の選択肢4番の肝臓のはたらきは教科書でも強調されていないもので
戸惑った生徒も多かったと思われます。
(難度)例年並み

大問3 化学(化学変化)配点:7点
(小問数)4
(形式)化学反応式の穴埋め問題が1問。記述形式が1問。
(傾向)硫酸と水酸化バリウムの中和反応では、中和に関する問いはなく、
     質量保存の法則を理解していれば問題ありませんでした。
論述問題もヒントが示してあり、容器内の気体が放出されたこと
に気がつけば難しくはありませんでした。
(難度)易化

  大問4 化学(電池)配点:8点
(小問数)5
(形式)記述形式が1問。
(傾向)新課程のダニエル電池が出題されました。電池は苦手意識を持つ
生徒が多い分野ですが、電極の状況やイオンの動きなどのヒント
がちりばめられており、焦らず各電極でのイオン式を書くことが
できれば問題なく正解できたと思います。問2問3は定期試験でも
必ず出題される語句を答える問題で、得点率は例年並み になるこ
とが予想されます。
(難度)例年並み

大問5 地学(湿度・露点)配点:6点
(小問数)3
(形式)記述形式は1問。湿度の計算が1問。
(傾向)乾漆温度計を用いた湿度の計算問題は、定期試験でもよく出題さ
     れる問題です。比較的取り組みやすい問題でした。飽和水蒸気量
と湿度の関係が分かっておけば問題ありません。
(難度)例年並み

大問6 地学(太陽の日周運動)配点:9点
(小問数)5
(形式)記述形式は2問。
(傾向)透明半球を用いた太陽の日周運動の問題が出されましたが、2点
間のテープの長さから日の出の時刻を求める問題は定期試験で
もよく見られる問題です。それぞれの現象の原因をセットで整
理しておいた生徒は問題なく正解できたと思われます。
(難度)例年並み

大問7 物理(光の反射・屈折)配点:7点
(小問数)4
(形式)作図が1問。
(傾向)光の反射と屈折からの出題については、鏡の中で見える位置に
ABCを対称移動させられたかどうかが分かれ目になるのでは
ないかと予想されます。これまでの福岡県入試では問われる
ことが少ない問題です。
(難度)難化

8物理(浮力)配点:8点

 (小問数)4

 (形式)グラフを完成させる問題が1問。記述形式が1問。

 (傾向)浮力と圧力から出題については、グラフの問題は表の数値の
点を書きていくだけですので、比較的取り組みやすかったと
思われます。浮力が発生する理由をおさえていない場合は答
えにくかったのではないでしょうか。また、圧力の計算問題
では8.0㎠を8/10000㎡に変換できるかがポイント
でした。

 (難度)やや難化

【全体の総評】

出題順序・大問数・各分野の配点は昨年度と変更はありませんが、記述形式の出題数は減少しています。しかし、大問1問ごとに1問以上記述形式の問題が出題されています。出題形式は凝ったものではなく、定期試験と似た形式が多く、中1~中3の各学年の内容からまんべんなく出題されています。計算問題が昨年度よりも多くなっているため、若干難化すると予想されます。

【次年度受験生の皆さんへのアドバイス】

福岡県公立高校入試の特徴は記述形式の問題が多いことです。出題形式はオーソドックスなものが大部分を占め、教科書内容の理解と定着が不可欠です。繰り返し教科書を読み、現象とその原因をセットで整理し、自分の言葉で説明できるようになっておけば記述形式の問題も安心して取り組むことができます。また、計算問題では、単位の変換が必要なことが多いため、実際に手を動かし、正解を一人で出せるようになるまで繰り返し練習しておくことが重要です。新課程内容からの出題が必ず1問はされていますので、過去問題演習はもちろんのこと、予想問題も解いておくようにしましょう。

【2022年度入試理科はこう解く! ~ミニ解説~】

5 地学(湿度と飽和水蒸気量)

乾球の温度が22℃で湿球の温度が18℃のため、乾球と湿球の差は4.0℃。よって表1より湿度は66%とわかります。飽和水蒸気量とは湿度が100%の時の水蒸気量だから、この場合は22℃の飽和水蒸気量19.4gの66%の水蒸気を含むことになります。よって、19.4×66/100=12.804となり、小数第2位を四捨五入し、答えは12.8gとなります。

大問7 物理(光の反射・屈折)

①鏡を左へ延長します。(青線) 
②青線を軸としてA,B,Cを対称移動し、それぞれA‘、B’、C‘とします。 
③A‘、B’、C‘とPを直線(緑線)で結びます。 
④鏡に映っていないといけないので、③の緑線と鏡(赤線)と交わっていれば、鏡に映っていることになります。

よって、答えは2本(オレンジ色の➡部分)となります。

理科ではこれまでに行った実験について確認してみましょう。まずは春休みの間にこれまでに行った実験を見返すだけでも、全然違います!
筑修の学習アドバイスを聞けば、まだ間に合います☆
まずはやってみましょう☆

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