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自分で味つけ!~ハクハク明太子ツアー~想像以上に楽しくワクワクのツアーに

  • 2023/11/26
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みなさん、こんにちは(^^)/
学習塾筑紫修学館のスタッフブログです!
本日もスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は快晴の日曜日。
小学生が待ちに待った「ハクハク明太子づくりツアー」の日です。
お世話になったのは、「博多の食と文化の博物館ハクハク」。

受付の方や会場でくわしく説明してくださった方、たいへんお世話になりました。
※ハクハクのご紹介はコチラ

博多の食と文化を学びに来たのですが、明太子会場はどこだろうとみんなワクワク。
館内に入ったとたん、みんなの目がキラキラと輝き、受付の方がさっそく説明をしてくださいました!

「動きを説明します」「よろしくお願いします!」

まずは工場見学スタート

明太子づくりまで30分以上もあるので、まずは2階の工場を見学しました。
(工場はもうすぐ終了する時間で、ワタクシはハラハラしていましたが、間に合ってよかった。。。)

明太子をケースに詰める様子

漬け込み終わった明太子をケースに詰める計量は工場の皆さん方の手作業でした。
ケースの中にきれいに詰めて、ベルトに置いていかれます。
この後はすべてロボットの作業。
手作業に感動し、ロボットの動きにも見とれてしまいました。
おいしい明太子を私たちのもとに届けてくださる過程が見られてうれしく思いました。

ミュージアムで食と文化を学びます

博多山笠放生会どんたくなどの紹介を見たら、屋台のようにならぶ「ラーメン」「うどん」「もつ鍋」「水炊き」の紹介コーナーへ。
うどんは博多発祥とはよく聞きますね。
ごぼう天うどんは他の県の人には実はなじみがないとか。
うどんの話をしていたのに、なぜかみんなラーメンのコーナーで記念撮影し始めました。

となりのうどんコーナーでスタンバイしていたワタクシでしたが、
バタバタとこちらへ。

しばらくして振り向くと、今度は子どもたちがスタンバイ!カシャ!

さあ!いよいよ明太子づくりスタート!

時間になりました。
いよいよ明太子を味つけしていきます!

初めに担当の方が「作り方の手順を説明していきますから一緒に進めましょう」と言われ、お話が始まりました。

手を洗い、手袋の上からアルコールをふきかけ、準備OK

最初に明太子を少しいただき、標準の味を確認します。
ワタクシは「さすがはふくやさん、おいしい!」と思って試食しましたが、3人の生徒がばたっと席を立って水筒をとってお茶を飲み始めました。。。
いきなり食べて辛かったんですね、急いで食べるから。。。
でも、その様子がとても微笑ましくて、たまたま一緒になった一般のお客さんもくすっと笑っていらっしゃいました。
すみません、ほんとに。。。

袋に入っているスケトウダラの卵を1腹と半分(見た目は3つ)、手のひらに置きます。
油断しているとつるっと手のひらから落としてしまいかねないので注意を促されました。

少し白っぽい卵赤みが強く見える卵、もちろん同じ色はないんですね。
白っぽい場合はスケトウダライカを多く食べた、赤っぽいのはエビを食べるのが多かったというようなことらしいです。
食べ物の色が、卵にも影響するなんて驚きですね。
ちなみにワタクシが手に取った卵は少し黄みがかっています。
ん?これはいったい…??


考える間もなく、次の説明が始まりました。

卵をよく見ると、一ヶ所、小さな穴が開いています。
1腹(見た目は二つ)がくっついているのもあり、くっついている付近を見るとそこに穴が一ヶ所あります。
これを「へそ」とよんでいらっしゃるとのことで、この「へそ」を下にするようにビニールに入れていきます。
そうすることでよく味がしみ込むとのことなのです。
みんな慎重に袋に移していき、唐辛子をその上にまぶしていきます。

ここで、最初に試食した(急いで食べていきなり辛くてお茶を飲んだ)明太子の味が参考になるわけです。
あの標準の味は、唐辛子3つまみ分の味らしいです。
辛いのが好きな人は8つまみまで入れていいそうで、それ以上は想像を絶する辛さが予想されます。
子どもたちは3~4つまみ入れていました。
引率の先生たちは5つまみ。
おいしく仕上がりそうです。
ワタクシは6つまみ入れてみましたが、どうなることでしょう……。
「ご飯が…、ご飯がススみ」そうです。

ここで辛さが決まるんだ

そのあとに、漬け込み汁をお玉で3回入れ、卵の「へそ」が上にならないようにそーっと汁をなじませていきます。
ここで、マイルドな味にしたかったらすりごまを、パンチのある味にしたいならブラックペッパーを入れます。
両方入れてみましたが、これまた、どうなることでしょう……。
大丈夫、おいしくなるに決まっている!

ていねいにそーっとそーっと
なんだか、いつも以上に緊張するなあ
はい、なじませました、次はどうするのかな……

なじませ終わったら空気を最大限に抜いて、ビニールをねじって折り曲げで輪ゴムでくくります。

お、うまく空気が抜けて味がしみ込みそうだな

今は明太子を食品トレイに入れて自動でパックにして商品にしているのですが、昔むかしはこのように一つひとつを手作業で封していったそうです。

最後はケースに蓋をして、今日の日付とでき上がりの日付を書き込みます。

今日は11月26日、でき上がりは11月28日です。
でき上がった日からずっと漬け込み汁につけておくことはしないで、取り出しておくのがポイントだそうです。
漬け込み汁には卵の味が染みて、他の料理にアレンジして使えるとのことで、おススメのアレンジレシピも紹介していただきました。
漬け込みには2~3日かかるのですね。
じっくり味が染みておいしくなることを期待して、ケースのふたを閉じました。

よし!これでおいしくなる!

説明担当の方にお礼を言って、別室で今日の感想を書き留めました。

明太子なんて自分で味つけできるとは思っていませんでした。
・思っていたより簡単だったけど、ほんとうにおいしい明太子になるか心配。
とうがらしを3回にしたのをもう少し入れてみたかったです。
・おうちでみんなと食べるのが楽しみです。

体験型のイベントができるようになって、ほんとうによかったと思います。
参加したかったけれど都合が合わなくて残念だとおっしゃる方がいらっしゃいましたので、また企画してご案内したいと思っています。

明太子たらこ

ところで、引率の先生がふと「明太子たらこは一緒ではないですよね、何が違うのでしょう。」とつぶやいていました。

明太子たらこも原材料は同じで、両方ともスケトウダラの卵です。
塩漬けしたものがたらこで味はマイルド、その塩漬けしたものに唐辛子や調味液を使って味つけしたものが明太子です。
外国産の冷凍保存があるので一年中食べられますが、実は旬の時期は11月~1月なのだそうです。
品質には卵がどれくらい成熟しているのかが影響するようで、卵が発達してきた「真子(まこ)」とよばれる状態が明太子づくりに最も適しているとのことで、そういえば、生徒たちがやっていたスタンプラリーのなかの一つのスタンプに「MAKO」というのがありました。
なるほどなるほど。。。

さあ、最後に記念撮影です!

みんなで楽しんだ2時間でした!また来たいね!

11月~1月にかけてがたらこ明太子の旬なので、これから味わって食べてみましょう。
食と文化を学び、My明太子を作って、とても楽しいツアーになりました。

次の小学生イベントは、12月9日の理科実験教室です。

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