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令和6年度福岡県公立高校入試問題分析とアドバイス【数学】

  • 2024/03/10
  • ブログ

こんにちは、筑紫修学館スタッフブログです。
今日もご覧いただきありがとうございます!

公立高校入試問題の分析、第2回は数学です。

【数学】

大問は6問構成です。 

大問1 小問集合

(小問数)
9

(形式)
例年と変更はありません。

(分析)
昨年度はデータの比較が独立して出題されていましたが、今回は小問題集合に組み込まれました。データの個数が偶数・奇数の場合の四分位数の求め方を理解していれば簡単に答えが出せる問題でした。その代わり大問1から求角の問題がなくなりました。難易度は例年と変わりありません。

大問2 確率

(小問数)
2

(形式)
例年は大問1の小問集合で確率が出題されていましたが、今回は独立して出題されました。確率を求める過程を説明する際に、樹形図または表を示すように定められていました。

(分析)
取り出した玉を戻す場合と戻さない場合の違いを説明する問題で、 教科書レベルの比較的簡単な出題でした。 樹形図または図を描く際にその区別をつけられていれば解けたと思われます。

大問3 整数の性質

(小問数)
4

(形式)
文字を使って説明する問題、あてはまるものを選ぶ問題で例年通りの形式でした。

(分析)
問題文中で連続する3つの整数が文字であらわされており、指示通りに進めることで正解を出すことができる問題でした。

大問4 関数

(小問数)
3

(形式)
過程を説明する問題はなくなり、あてはまる数値を答える形式に変更されました。

(分析)
電気料金の基本料金と電気の使用量に応じた料金を合わせた問題で、基本的な1次関数の応用問題でした。A社の電気料金のグラフが与えられており、そのグラフに、B社の傾きと切片を求め、書き込むもので、切片が基本料金、1kWhあたりの電気料金が傾きを示すことが分かれば解答が導ける問題でした。

大問5 平面図形

(小問数)
4

(形式)
三角形の相似の証明問題は全文を記述する問題で、形式は例年と変更はありませんでした。

(分析)
作図(垂線)の性質に関係する問題と、同一円周上の円周角の性質問題、面積の割合の問題が出題され、過去ほとんど出題されたことのない分野からの出題でしたので、驚いた受験生が多かったと思います。しかし、すべて教科書に記載のある問題であり、日ごろからきちんと学習に取り組んでいた生徒は正答できたと思われます。

大問6 空間図形

(小問題数)
3

(形式)
例年通りの形式で変更はありませんでした。

(分析)
難易度も例年通りであり、(1)(2)はよく見られる出題です。確実に得点しておきたい問題です。

【総評】

基本的な教科書内容を重視するような、ここ数年の流れに沿った出題でした。奇問・難問はみられず、特殊な見方や発想が必要な問題はありませんので、教科書レベルの基本的な問題を確実に理解しておくことが重要です。これまでの出題分野に偏った分野に特化して学習してきた受験生にとっては厳しいものになったと思います。教科書に載っている問題を全て解けるようにしておくことで十分に高得点はとれます。3年間の日々の勉強をコツコツと積み上げてほしいという教育委員会の考えがとてもよく表れた問題でした。

【次年度の受験生のみなさんへアドバイス】

近年は極端に難しい発想を必要とする出題は減ってきています。また、出題形式変更はほとんど見られません。しかし、毎年数問、あまり出題されていなかった分野の問題が見られます。細かな分野に絞ってピンポイントに対策を進めていくのは危険です。3年間の中学校での毎日の授業を大切にしてコツコツ勉強することで、得意・不得意分野が少ない受験生が有利になる出題に変わってきています。近年は定期試験対策と受験対策を別々に考えるのではなく、毎日の取り組みが入試対策に直結するようになっていますので、細かなことをおろそかにせず、日々の努力を積み重ねていくことが重要です。

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