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日本の産業の歴史

  • 2016/05/31
  • ブログ

こんにちは。
ふと見るとある中学生が、熱心にテキストを読んでいたので、
何を読んでいるのか手元に目を向けると、「読む力」のテキストでした。
(時事問題が掲載されている専用テキストです。)

休み時間だったので、「何読みようと?」と声をかけると、
明治日本の産業革命遺産」のページでした。
『渋いページ読んでるね!』と言うと、『軍艦島が載ってるんですよ~!』と笑顔。

軍艦島といえば、長崎県にある炭鉱の島です。正式な名称は端島炭鉱(はじまたんこう)

夏頃になると、毎年テレビでなんらかの特集をやっているような気がします。
島内を見学できるツアーも確かあっていましたね。(個人的に行きたいところです)

この通称・軍艦島は1870年、明治時代から石炭の採掘がはじまり、
北九州の八幡製鉄所にたくさんの石炭を供給していました。

最盛期の1960年には、この島で約5000人もの人々が暮らしていましたが、
1974年の閉山によって無人島になってしまいました。

炭鉱の従業員たちのために建てられた高層アパート群は今となっては廃墟に
なっているのですが、最近でいうと『進撃の巨人』のロケ地に使用されたことが
記憶に新しいですね。

最盛期の様子(写真)⇒コチラ

西洋技術を積極的に導入し、近代日本の経済の屋台骨を築いた道程を物語る
遺跡群であることが評価され、2015年にユネスコの世界遺産に登録されています。

日本にはほかにも、八幡製鉄所はもちろん、三池炭鉱、長崎造船所なども産業遺産として
登録されています。
社会の教科書でよく見かける名前ですね。
機会があればぜひ、実際に見学へ訪れてみてください。写真で見るよりも圧倒されますよ(^^)

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