時間が選べる・成績が上がる 学習塾

福岡の学習塾 筑紫修学館 >筑紫修学館 スタッフブログ

【入試情報】得点率から見た公立高校入試の分析~理科編

  • 2021/08/24
  • ブログ

みなさん、こんにちは(^^)/
学習塾筑紫修学館のスタッフブログです!
本日もスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

以前、今年3月に実施された福岡県公立高校入試に関してこちらのブログに英語の分析を掲載しましたが、今回は理科の分析をお伝えします。

理科の問題の作成基準についてはこのように発表されています。
基礎的・基本的な知識や技能及びそれらを活用して、問題を解く能力を多面的にみる。内容については、学校の授業を大切にして着実に学習しておけば解決できるようなものとし、その解決に必要な自然科学の概念と科学の方法との両面についての力をみる。」
(福岡県教育委員会の発表より一部抜粋)

やはり理科でも、普段の学習を大事にすることで解くことができる問題が出題されているようですね。
「中学3年の夏休みから頑張ればいい」ではなく、中学校に入学して最初の授業が始まった段階で受験対策は始まっているといえるのです。

今回は各分野ごとに詳しく見ていきましょう。
大問1~2では生物分野で構成されています。
大問1ではセキツイ動物の分類と無セキツイ動物の体の特徴(中2※新しい教育課程では中1で学習します)、大問2では植物の根が成長するしくみ(中1と中3)から出題されています。
植物では観察に関する問題が多く出題されるので、観察結果から何が必要であるかを考えることが大事です。
これまでに学校で行った観察に関するレポートなどを改めて見直してみましょう。
観察や実験で用いる器具の名称や正しい使い方も確認が必要です。
動物の分類では、それぞれ比較して共通点や相違点を見いだし,特徴によって分類し,整理することが大切です。

大問3~4では化学分野で構成されています。
大問3では蒸留と物質の密度(中1と中2)、大問4では物質の分解(中1と中2)から出題されています。
どちらも中学2年で行う実験に中学1年の学習内容を組み合わせた問題でした。
実験に関する問題でも、実験結果からその実験の目的が何であるのかを考察して、答えを導き出すことが大切です。

大問5~6では地学分野で構成されています。
大問5では地層(中1)、大問6では日本の春の天気の特徴(中2)から出題されています。
地学分野は複数の学年内容で大問が構成されないのが他の分野との大きな違いです。地学の学習では、観察結果やデータから、規則性を見いだし考察する学習が大切です。
そして大問6の問3が今回すべての問題の中で得点率が最も低い問題でした。
日本の春の天気の特徴を記述する問題で、得点率は31%でした。
一般的に言われる「変わりやすい・周期的に変わる」だけではなく、問題文や資料の内容から高気圧と低気圧がどのように動いていくかを正しく書かないといけない問題でした。
記述問題では、資料を正しく読み取って設問に対して適切な答えも書くのが重要です。

大問7~8では物理分野で構成されています。
大問7では電流回路(中2)、大問8では物体の運動とエネルギー(中3)から出題されています。
物理でも地学同様に、様々な動きや運動に関する規則性や関係性を実験の様子やレポートなども見いだし考察する学習が大切です。

今後入試を控える生徒のみなさんへ、理科の学習については
・教科書の知識だけで充分対応できる。・表やグラフの読み取りとりに慣れておく。
・問いに対して、「単語」ではなく、適切な「文」で答えられるように。・判断は「なんとなく」ではダメ。その根拠まで言えるように。
ことを意識して学習してみましょう!

次回は社会について分析を行います。
お楽しみに

筑紫修学館各校舎の紹介・お問い合わせはコチラ↓↓↓

【筑紫修学館で受付中の講座・検定など】

9月からの無料体験授業、受付中!
成績アップで満足度200%、間違いなし☆
ライブ授業(オンライン)でも受講可能です!

「大学を知ろう!」オンラインイベント参加申込受付中!
あなたが気になる大学・学部の現役学生の「声」を聞こう!

英語検定漢字検定の受験申込受付中!
筑修で勝ち取ろう、検定の秋☆

夏期講習期間も自習室大開放キャンペーン、行います!
快適な環境で自習の効率、UP間違いなし☆

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 53f61ff97f1e656001bffb11c6d7c7ee-e1621518834924.jpg

ライブ授業(オンライン)も絶賛体験授業受付中!「あなたの部屋が塾になる!」

最新記事

カテゴリー

アーカイブ

最新記事

カテゴリー

アーカイブ


ページの送信