皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
高校生の皆さんは、約2週間後に進研模試が待ち受けていますよね?
1年生にとっては初めての進研模試
2年生にとっては合格判定が出る初めての進研模試
3年生にとってはすでに6月マークを受けた後のドッキング判定が出る大事な模試
(筑紫修学館小郡大保校に通う生徒が多い高校は、4月を受けていないことが多いため)
どの学年の生徒にとっても大事な模試です。
進研模試は基礎から応用まで広く知識や思考力を問う問題が出題されます。
模試に限らず、学校の定期考査や引いては資格試験なども過去問題というものは非常に重要です。
今回は、なぜ過去問が重要なのか、その理由をいくつかの観点からご紹介します。

「出題傾向」が見える
模試や定期考査は、毎回まったく異なる問題が出るわけではありません。
例えば定期考査は、学校の先生が作問するため、
その学校全体の方針や先生の方針によって
「出しやすい形式」や「重視しているポイント」にある程度のパターンがあります。
模試については、模試を作成するチームが
「この模試は中堅国公立大学の二次試験を意識したものである」
「この模試は共通テストを想定したものである」
といった方針を持って作問しているため、
過去問題を解くことで出題形式・難易度の傾向をつかむことができます。
「本番力」が鍛えられる
定期考査や模試が終わったあとの生徒に感想を聞くとよく出てくるのが
「時間が足りなかった」
特に定期考査の数学や、共通テスト形式の英語で起きる現象です。
過去問演習を通じて、本番と同じ形式・時間で問題を解く練習をしておけば
時間配分の感覚が身に付き、「時間が足りない」現象を回避しやすくなります。
これはスポーツと同じで、いくら練習していても「試合形式」での練習をしていなければ、
いざ本番ではうまく動けません。
勉強も同じで、「問題を解く力」と「試験で点を取る力」は似ているようで異なるのです。
自分の「弱点」が浮き彫りになる
過去問を解くことで、単元ごとの理解度や問題対応力のムラが明確になります。
「公式は覚えていたけれど、使い方が分からなかった」
「簡単な問題で計算ミスをした」
など自分では気づけなかった盲点に出会えるのも過去問演習の利点です。
間違えた問題の分析を丁寧に行うことで、次に同じような問題が出ても対応できるようになります。
言い換えれば、過去問は“間違えるために解く”教材でもあるのです。
「点数を取る感覚」が身につく
模試でも定期考査でも、「70点を超えたい」「平均点は取りたい」など目標があるはずです。
しかし、普段の勉強では点数を意識することはあまりありません。
過去問を解くことで、
「何点分の問題を落としていいのか」
「何を優先して解くべきか」
という“点の取り方”が体感的に分かるようになります。
これは試験本番の戦略にもつながり、効率よく得点を重ねるための重要な力になります。
過去問は“終わり”ではなく“スタート”
過去問を解くというと、「仕上げ」「最後の確認」と考える人も多いですが、実は違います。
むしろ、「現状を知る出発点」として、できるだけ早い時期から活用すべきです。
1回解いて終わりではなく、
「解いて→分析して→復習して→もう一度解く」
というサイクルを回すことで、実力がどんどん定着していきます。
まとめ
模試や定期考査の過去問題を活用することは、
受験勉強や日々の学習において非常に大きな意味を持ちます。
ただ漫然と問題集を解くだけでは見えてこない
「本番対応力」「戦略的な得点力」「自分の穴」
を教えてくれるのが、過去問の最大の価値です。
ぜひ今後の学習に、過去問を上手に取り入れてみてください。
「過去問題に取り組んだ経験」が、未来の成功にきっとつながります。
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴11年 筑紫修学館歴12年