今週から一段と寒くなりましたが皆さん勉強頑張っていますでしょうか。
この時期は、国公立大学の二次試験の対策として、その過去問題を解く機会が増えてきます。その中から今回は、近いようで遠くてすごく広い、でお馴染みの九州大学の入試を取り上げてみようと思います。
近年、九州大学の英語の大問3は、最近のテクノロジーについての文章が選ばれることが多いのですが、2025年はAIの使い方についてでした。
今回はその内容を軽くご紹介しつつ読書感想文的なものを書いててみようと思います。英語が分からなくても大丈夫なのでご安心ください。
皆さんは、英語の諺で次のようなものがあるのをご存じでしょうか。
“When all you have is a hammer, everything looks like a nail.”
直訳すると「ハンマーしか持っていないときには、すべてが釘に見える。」という意味で、起源としてはマズローやマーク・トウェインが有力らしいです。
今回紹介する入試問題として採用された記事の中核をなす文として、同じ趣旨の文が登場しました。
この記事の中でハンマーに例えられたのは生成AIでした。
つまるところ、「AIを手にした我々には、全ての問題がAIで解決できるよう思えてしまう」というわけです。
この記事は、それに警鐘を鳴らす主旨のものでした。
記事は、AIを使って問題に対処した事例だけでなく、AI以外のテクノロジーを使って対処した事例にも言及していました。問題によってはAIを使わない選択肢も合理的だ、というわけです。
ちなみにこの諺は現在では認知バイアスの一種と見なされているそうで、認知バイアスというのは、誰にでも、無意識に、影響を与えるものだそうです。
このままでは疑心暗鬼に陥るだけになりそうですが、
その文章で解決策として提示されていたのは、「テクノロジーではなく、問題を出発点とするべきである」というものでした。
「AIをどう使うかではなく、現在直面している問題を解決するためにどうすればいいか、から考えを出発し、AI以外の道具の方が役に立つのであればそちらを使うべきである」という至極真っ当で冷静な考え方でした。
なるほどこれなら大丈夫そうだと自信を取り戻した矢先、

「この考え方で全て解決だ!」と安心するもまた同じ過ちの繰り返しだなと、先人の掌の大きさと認知バイアスの抜け目のなさを痛感し、ハンマーで頭をたたかれたような衝撃を受けましたとさ。めでたし、めでたし。
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