時間が選べる・成績が上がる 学習塾

福岡の学習塾 筑紫修学館TOPページ >  筑紫修学館校舎ブログ > おすすめ記事 > 第一志望現役合格!

白木原校ブログ

2024/02/21

第一志望現役合格!

本日、久留米大学の合格発表が行われ、白木原校からも合格者が出ました。

久留米大学が第一志望だった生徒もいて、見事、第一志望校現役合格を果たしたことになります。

表に出てくるのはこういう言葉ばかりだと思うのでバランスをとっておくと、決して簡単なことではなく、とても稀なことです。努力だけでなく幸運も重なった結果だと認識しておかなければなりません。

私大入試と模試の成績について

この生徒の久留米大学の判定は、E判定から始まってようやく11月でD判定をとることが出来ました。他の大学も含めてC~D判定のところが大半でした。が、結果は4つの大学を受けて全て合格しました。

もちろん”上振れ”の面はいくらかあると思いますが、これを逆転合格だというのは相応しくないように思います。むしろ、私大に合格できそうか否かについて、模試の偏差値や志望校判定を真に受け過ぎない方が良い場合があるということです。

多くの高校で行われている模試には、共通テスト模試と記述模試の2種類あります。名前を見れば明らかなようにも思えますが、私大の前期入試でどれくらいの点数がとれそうか、合格ラインを越えられる可能性がどれくらいかは、これらの模試ではあまりよく分かりません。そもそも模試が当てにならないというのではなく、共テ模試の結果と実際の共テの結果を比較したときよりも、共テ模試の結果と私大入試の結果を比較したときの信頼度は落ちるということです。理由は単純で、形式が全く異なり、求められるスキルが大きく異なるためです。

英語を例に挙げると、共通テスト模試と私大前期入試では、文法問題・整序問題・発音アクセント問題の有無に加えて、両者に共通して含まれている長文についても求められるスキルは異なっています。記述模試と比較しても、問題の難度や英作文の有無など、差が大きい私大入試は多くあります。また、記述模試については採点基準も実際の入試とは大きく異なっていると思われます。

もちろん英語以外の他の科目についても共通テスト模試・記述模試共に私大入試とは無視できない差があります。もちろんこれは仕方のないことではあります。共通テスト模試は共通テストに出来るだけ似せて作ってありますし、記述模試は国公立二次試験に比較的似ています。

受験者が多くないとデータの信頼性が保てない、各大学の形式に合わせたテストを何回もやるわけにはいかない、等々の事情から、共通テスト模試や記述模試で私大の判定もしてしまおうという苦肉の策の結果であることを認識して、割り引いて見なければなりません。

これらの模試の結果が良いに越したことはないですが、過度にそれらの結果を真に受ける必要はないということです。とは言え、他に物差しがない人も多いと思いますので、そればかり気にしてしまうのも仕方のないことだと思います。ただし、その程度の粗い物差しであることを認識して、自分の学力や必要な課題を、より信憑性の高い基準で判断して、着実に対策を進めていく方が賢明と言えるでしょう。

同様のことは、2年生以下が受けている学力診断テストや定期考査にも言えます。ちょうど定期考査が終わり、時間に余裕が出来ている高校1~2年生は多いと思います。模試や定期テストが粗い物差しであることを認識し、まずは自分の課題を正しく知ることから始めてみましょう。

  • 筑修公式Facebook
  • 筑修公式Twitter

LINEでお問い合わせ・ご相談

LINEでのお問い合わせも対応可能です。
細かなご相談もLINEでのご質問は最短翌日に回答いたします。

筑紫修学館 白木原校 LINEアカウント

講座の案内、学習情報、お得なクーポン券などもLINEでお届けします!

お問合わせ・入塾のお申込みは

  • お電話でのお問合わせ・お申込みは0120-083-259
  • WEBからのお問合わせ・お申込みはお問合わせ・お申込みフォーム
ページの送信