皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
高校生活が始まっておよそ1ヶ月が経過しました。
新しい友達や新しい授業、新しい生活リズムにはもう慣れてきましたか?
中学校でも定期テストはありましたが、高校の定期考査は範囲も質も違います。
今回は、高校の定期考査について、いくつかのポイントをお伝えします!

中学校と高校の定期考査の違い
中学校にも定期考査はありましたが、高校の定期考査は何が違うのでしょう?
1.範囲が格段に広い
授業を受けていて、高校の授業の速さにびっくりした人も多いのではないでしょうか。
授業が早いということは、その分試験範囲も広いということ。
中学校では直前に詰め込んで何とか出来てしまっていた人も、
高校では同じようにはいかなくなることも多々あります。
より計画的に、長い期間をかけて試験対策をすることが必須となります。
2.出題の難度が上がる
単純に習う内容が難しくなるのでその分テストの難易度も上がりますが、
単なる暗記ではなく、応用や論理的思考を問う問題の割合が増えます。
例えば数学では問題数が多めで、さらに全体の4分の3が記述問題という高校もあります。
英語や数学では問題集をしっかりやり込んだり、
国語では教科書の本文や授業のノートを何度も見直して内容を頭に入れておいたり、
といった対策をしておかないと最後まで解き切れないことも…
3.点数が「内申点(通知表の成績)」に大きく影響する
内申点につながるという点では中学校でも高校でも同じですが、その重要性がさらに増します。
近年では大学入試の推薦入試や特色化入試での枠がかなり増えていますから、
3年間コンスタントに成績を取り続けることが非常に大事です。
定期考査の点数と平常点をどちらも高水準に保つことが不可欠となっています。
また、学校や科目によって異なりますが、テストの点数と平常点が
7:3の割合で最終的な成績が決定されることが多いようです。
平常点とは、普段の授業に臨む態度や提出物といった試験の点数以外の部分の評価のことですから、
試験で高得点をとりつつ、さらに提出物や授業態度もきちんとしなければなりません。
高得点を取る人の共通点
では、最終的に良い成績を取るためにはどんなことを意識すれば良いのでしょうか。
1. 提出物で手を抜かない
提出物はただ「出せばOK」ではありません。
問題集やノートは、中身までしっかりチェックされていることも多いのです。
問題演習は答えを書くだけでなく、「途中式」や「解説に目を通した形跡」まで見られます。
ノート提出では、「授業のポイントが整理されているか」
「自分なりにまとめられているか」など、学習姿勢が評価されます。
また、提出物の期限を守るのは最低条件です。
「期限内に、丁寧に」が高得点者の基本姿勢です。
「問題集や提出物を早めに仕上げて、テスト前1週間は解き直しに時間を使っている」
という生徒は安定して高得点を取れている傾向があります。
2.授業中に「どこが出るか」を意識して聞いている
テストは「授業の延長線上」にあります。
そのため、高得点を取る生徒は、授業中に次のように考えながら聞いています。
- ・「ここは先生が時間をかけて説明しているな」
- ・「黒板に色付きで書かれた語句や公式は絶対に覚えるぞ」
- ・「“これ大事”と強調された部分はマークしておこう」
「受け身」で聞くのではなく、“ここがテストに出る”という視点でアンテナを張っているのです。
「ここ、テストに出すよ」といった言葉を聞き逃さない意識の差が、結果に大きく表れます。
3.間違えた問題を体系的に復習している
間違いを放置しないことが何より大事。
テストで高得点を取る生徒は、1冊ノートを作ってミスした問題をまとめています。
まとめ方の例:
- ・問題のコピー or 自分で書き写す
- ・なぜ間違えたか(ケアレスミス/理解不足/暗記不足など)を一言メモ
- ・正しい解き方・ポイントを一緒に書く
この作業をすることで、「同じミスを繰り返さない」「弱点を意識できる」ようになり、
テストの得点力がぐんと上がります。
たとえ完璧に理解できなくても、「解き直しノートを見返せばヒントがある」というのが大事ですよ。
最後に:初めての考査は「学び方を学ぶ」チャンス
1回目の定期考査は、単なる成績を測るためのものではなく、
高校の定期考査の勉強のしかたを確認する機会でもあります。
うまくいかなかったとしても、それは「今のやり方の課題が見えた」ということ。
反省→改善→実行のサイクルができる生徒は、必ず伸びます!
初めての定期考査、全力で臨んで、よいスタートを切りましょう!
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴11年 筑紫修学館歴12年